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大山放牧場 福留正洋さん

【ミルクマンズ】 福留正洋さん 鳥取県西伯郡市

牧夫を目指してこれからは「酪農」に恩返し

ひと足早く冬支度に入る秀峰・大山。その裾野に広がる「大山放牧場」は、鳥取県内にある5か所の放牧場の一つです。放牧場は、牛と酪農家にとってとても重要な施設。今回は、大山放牧場の福留場長に話をお伺いしました。

大山放牧場の役割は

「ここ大山放牧場では、鳥取県西部 地区の酪農家から育成牛※を預かり、健康にそして丈夫になるように自由に採食と運動をさせています。初めは、青草を食べさせることから教え、少しずつ訓練を重ねてあせらずゆっくりと飼育していきます。」なるほど、愛情を持ってじっくり気長に育てるんですね。人間の子育てと似ているように感じます。 「そうですね、幼児教育の場と言えるかと思います。野性に近い状態に近づけてあげるんです。例えば、夏の暑い時期は、木陰で休むことを教えます。面白いもので雨風をしのぐときはみんな木の下に集まって来て、頭を真ん中に寄せてお尻を出して雨宿りするんですよ。また、冬になるとこのあたりの気温はマイナス10℃まで下がり、積雪は2m以上になるため牛舎内で飼育します。約1年間、厳しい自然環境の中で育てた牛は、たくましくなって酪農家の元に戻ります。」

育成環境としての大山放牧場の魅力

大山まきばみるくの里に来られたお客様には、十分感じていただいたと思いますが、豊かな環境の中で空気がいいこと。大山山麓の自然の恵みを含んだ湧水を飲み水として利用できること。また、牧場内の牛ふんを堆肥として利用する循環型農業を行っており、良い土からできた良い草を与えることができること。今後はよりたくさんの育成牛を預かれるように牛舎の規模拡大を検討しています。

福留場長の今後の目標

60歳を迎えてここまで来れたのも周りの皆様の支えがあってこそだと思い ます。恩返しという意味で、今後は私の知識や経験を当牧場の従業員に伝え人材育成に力を入れたいと思います。そして個人としては、「牧夫」を目指しています。私が聞いた「牧夫」とは、牧場・酪農の事全てを熟知している人をいうようです。これは酪農をする上で永遠のテーマですね。

(も〜も〜タイムスvol.16より)