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岡村牧場 岡村 宙博 さん

【ミルクマンズ】岡村 宙博さん 〈鳥取県琴浦町〉

牛にとって良い環境を整えることが
酪農家としての愛情表現です

はじめは牧場を継ぐことは頭にありませんでしたが、大学を卒業後やはり子供の頃から身近だった「牛を育てる仕事」を一生の仕事にしようと決意、就農して10年が経ちました。毎日、朝4時半から10時頃までエサやりと搾乳を行い、夕方4時から夜の9時まで同じ作業を繰り返します。牛はストレスに弱い動物なので、必要以上に牛舎へは入りません。牛舎に入る短時間で牛をよく観察し、体調を確認しています。体調が少しでも悪いと、エサの食べ方や食べる量、表情に変化が出るので見落とさないよう注意しています。
また、「空気がきれいな牛舎」を常々心がけ、牛舎を清潔に保っています。牛へのストレスが軽減され健康に育つことが牛乳のおいしさに繋がると考えています。牛にとって良い環境を整えてあげることが、私の酪農家としての愛情表現です。

酪農家は、大変な仕事です。休みがないので家族とゆっくり過ごすこともできません。月1回程度ヘルパーをお願いし、家族の時間を作るようにしていますが、牛が体調を崩していないか心配で気が休まりません。最近は、子供が手伝いをしてくれるようになったので牛の世話をしながら一緒に過ごす時間が増えてよろこんでいます。おやつが目的で手伝っているのかもしれませんけど(笑)

この10年、仕事を通じてたくさんの方と知り合い、意見交換をしながら成長してきました。他の酪農家さん、酪農指導部など大山乳業農協には素早く情報を共有できる環境が整っていて、お互い切磋琢磨しながら「安心・安全」と感じていただける生乳の生産に日々取り組んでいます。白バラ牛乳は「酪農家が生乳をメーカーに売っておしまい」の関係ではなく、「チーム鳥取」として一丸となって良質な生乳づくりを行っていることが他とは違う強みだと感じています。これからも競い合い高め合いながら、「日本一の酪農家」になることが私の目標です。私たちの仕事は飲んでいただける方がいてはじめて成り立ちます。皆さんに「おいしい、やっぱり白バラ牛乳は違うね!」と感じていただけることをやり甲斐にして、これからも日々酪農と向き合っていきます。

明るく開放的な牛舎。「空気がきれいな牛舎」を心掛け実践されています。掃除と整理整頓が行き届き牛たちも気持ち良さそうです。

牛の寝床がキレイ!岡村牧場では、良質乳を搾るために牛の健康管理を徹底的に実施しており、牛乳の味を損なう原因となる乳房炎の予防に日々努めています。その対策のひとつが寝床をつくる際、おがくずの下にゴムマットを敷き、細菌の増殖を抑え環境性の乳房炎の予防を行っています。

(も〜も〜タイムスvol.33より)